朝ごはんは午前中の活動に大切なエネルギー摂取

保育園ではお昼ごはん前の、午前中も外やお部屋で遊びます。
そのために、エネルギーとして「何でもいいから、朝ごはんを食べてきてね」と言われますよね。
朝ごはんは午前中の活動に必要なエネルギー摂取。
親としてはもちろん、こどもに朝ごはんを食べてもらいたいですよね。
しかし、こどもはなかなか朝ごはんを食べてくれません。
こどもは朝ごはんを食べるのに時間がかかります。
どうすれば、こどもが朝ごはんをスムーズに食べてくれるのか?
保育園生活1年で試行錯誤した、我が家の工夫をお伝えします。
こどもが朝ごはんを食べない理由①お腹がすいていない
起きてすぐ朝ごはんだと、寝起きすぎてまだ腸が動いておらず、食欲が出ないことがあります。
朝ごはんの時間より少し早めに起こして、お水を飲んで腸を刺激してあげるといいですね。
ほかに朝にやることがあれば、先にやっておいてもいいでしょう。
我が家はプリント学習をしています。

子どもが朝ごはんを食べない理由②テレビに夢中
テレビが付いていると意識がテレビにいきます。
そのため、子どもたちの食べる手や口が止まってしまいます。
テレビはやめた方が朝のお支度はスムーズ。

4歳息子が好きな「ピタゴラスイッチ」。4月から朝6:45〜6:55も追加になり、これだけは見ています。手は止まります……。(昨年度は、平日夜と土曜朝だけ見ていました。)
夫も朝のニュースを見るので付けていて、7時くらいからテレビはオフしています。
家族の希望とのバランスも大切。
こどもが朝ごはんを食べない理由③朝に手を動かすのが面倒
朝ごはんのときにこどもを観察していると、動きがゆっくり。
なかなか口に手を持っていかないんですよね。
朝、身体が充分に起きていないためでしょうか。
特にスプーンやフォークなどのカトラリーを使うものは進みません。お箸を上手に4歳でもです。
そのため、我が家はなるべくスプーンを使わなくても食べられる朝ごはんメニューにしています。(メニューは後ほどご紹介しますね。)

そもそも2歳になったばかりだとまだカトラリーを上手に使えませんよね。時間がかかるし、ママも手伝わなくてはいけませんよね。
朝は忙しいので、スプーンなしで食べられるものがオススメですよ。
スプーンやフォーク、箸の使い方は夜や休日など朝より時間のあるときに進めていきましょう。
こどもの朝ごはんのポイントは”食べやすい好きなもの”
朝ごはんはスプーンを使わず”食べやすいもの”。
さらに、子どもが嫌いなものは出しません。嫌いではないという意味での”食べやすいもの”であることも大切。
嫌いなものは、あまり食べませんからね。

ママも朝から嫌いなものが出るとツライですよね。朝は1日の始まりとしてハッピーでいたい。
朝は栄養バランスは考えつつ、こどもが好きなものを。
嫌いなもの、苦手なものは夜にしましょう。
忙しい朝には、できるだけご機嫌に過ごせるようにしたいですね。

オススメ朝ごはんメニュー①主食はパンかおにぎり
ここまで用意が簡単、食べるのも簡単な朝ごはんをオススメしてきました。
これからは、具体的なメニューや献立の決め方をお伝えしていきます。
まずは主食を決めます。

我が家の朝ごはんの主食は、食パンかおにぎりです。
食パンはジャムとピザ風パン。
食パンに好きなジャムを塗ります。こどもはいちごジャムが好きなようです。

我が家の定番いちごジャム。

原材料がシンプル。いちごの果肉感があるところがポイント。
我が家のこどもたちはブルーベリーはたまになら可、マーマレードは嫌だそうです。
親が飽きるので、たまにいちごジャム以外も買います笑。

↑ブルーベリージャム。パプリカマリネ。子どもに謎ウケするケチャップパン。
おにぎりは握る手間がありますが、こどもが食べるのが速いです。
おにぎりは食パンに飽きないように、比較的、時間があるときにつくります。

1〜2口で食べられるミニサイズのおにぎり。大きいおにぎりだと食べているうちに崩れてしまいます。
小さいおにぎりは作るのは手間ですが、崩れたおにぎりをまた成形したり、スプーンで食べさせる方が大変。ミニおにぎりの方が楽です。
子どもが海苔好きなので、海苔で巻くとよく食べます!
オススメ朝ごはんメニュー②おかずはすぐに出せるもの。
おかずは「野菜・果物」と「タンパク質」から考えます。
朝ごはんのときに野菜・果物は、どちらかでも可というマイルールにしています。
朝ごはんのおかずは果物・野菜からひとつ
基本はミニトマト、果物。

果物は、いちごやバナナ、みかん。
時間がないときはバナナだけのこともあります。

↑バナナは1本丸ごと出すこともあります。子どもたちに「2人で分けてね」と伝えると、楽しそうに食べてます。
みかんのときもバナナと同じく自分たちで食べてます。
野菜枠は、常備菜のこともあります。もちろん子どもウケがいいもの!
朝ごはんのタンパク質系おかずは、”常備菜か魚肉ソーセージなど”すぐに出せるもの
ウインナーやカニカマと青菜の和え物は、野菜とタンパク質が一度に取れてオススメ。子どもウケもいいです。

↑小松菜とウインナーのケチャップ炒め
タンパク質は常備菜がなければ、かまぼこや魚肉ソーセージにします。

我が家の献立例

4歳の朝ごはん。
- ピザ風パン、イチゴジャムパン
- ミニトマト
タンパク質はチーズと牛乳で。
大好きなトミカのプレートで。好きなお皿も朝ごはんをよく食べるポイントかもしれません。

2歳の朝ごはん。
- トマトソースパン
- ミニトマト
- 魚肉ソーセージ
娘は、ジャムパンよりトマトソースパンの方が好き。ケチャップのときもありますが、野菜果肉入りトマトソースは野菜がより摂ることができてオススメ。
(軽度の乳アレルギーのため、保育園前は乳製品は食べないことにしています。)
動物好きの娘は、動物からのプレートで。パンを食べていくと動物たちが出てくるように盛り付けて楽しく食事できるようにしています。
このあとに魚肉ソーセージを食べました。

↑パルシステムで買っているお気に入りの魚肉ソーセージ。
アンパンマンソーセージも人気です。野菜入りもあるから、野菜とタンパク質が一度に取れていいですよね。

2歳の朝ごはん。
- しらすのりおにぎり
- 小松菜とカニカマの和え物
野菜は小松菜。
タンパク質はしらすとカニカマで摂られます。
写真を撮り忘れましたが、4歳は普通サイズのおにぎりでも問題なく食べられるので、普通サイズのおにぎりです。
この日は同じメニューでした。

こどもたちは好みが似ていること、一方が違うものを食べていると気になるため、基本的に同じメニュー。
乳製品がなければ、同じメニューです。
きょうだいで同じメニューだと別々に用意する手間が省けるだけでなく、ケンカ予防にもなります笑。
おわりに
工夫できるところは工夫して、忙しい朝をなるべくご機嫌に過ごしたいですね。
ご覧いただき、ありがとうございました!

コメント